明治8年に大野唯四郎が棄児孤児救済施設として大阪市に設立し、その遺志を継いだ井上三登冶が明治19年に堺市で開所しました。
以来、事業が継承され、現在に至っています。その間、昭和27年に社会福祉法人へと組織変更され、孤児救済より福祉サービス・自立支援へと変わってまいりました。
今日では児童虐待などで心のケアを必要とする子どもたちが激増しており、当施設でも一人ひとりの権利を擁護し、プライバシーを守りつつ、のびのびとした生活が送れるようにとの考えにより、平成14年に、寮舎の建て替えを行いました。
令和元年には乳児ホームを開設し、乳児の受け入れを開始。令和5年に乳児院に転換し、法人として乳児の受け入れを継続しております。
今後も児童福祉のみならず、施設の開放などにより、少しでも地域のみなさまのお役に立ち、喜んでいただける施設でありたいと願っております。